Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コメント

コメントの投稿

コメント

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://shinrankaikansatu.blog133.fc2.com/tb.php/199-48464689
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「信心同異の諍論」によって、親鸞会流「善のすすめ」が否定されていることを知らねばならない

親鸞会でよく話をされる内容に「三大諍論」があります。

以前の記事「出拠を知らないから教えの間違いに気が付かないー「平生業成」を例に」では、「体失不体失往生の諍論」を取り上げ、親鸞会で話される内容と『口伝鈔』に書かれている内容が乖離していることを説明しました。

これに対し、「信心同異の諍論」は、親鸞会にしては珍しく、『御伝鈔』の内容に沿って話がなされます。

親鸞会公式ホームページに、「他力の信心から三世十方を貫く教えが説かれる」と題する文章が最近アップされましたが、そこで「信心同異の諍論」が取り上げられていました。

そこで、今回の記事では「信心同異の諍論」を取り上げます。そして、その信心同異の諍論の結論から、実は、親鸞会流の「善のすすめ」が否定されているということを知っていただきたいと思います。

「信心同異の諍論」の経緯は皆さんご存知だと思いますので、そこは省略させていただき、諍論の結論を述べますが、師である法然聖人と、弟子である親鸞聖人の信心が一味であるのは、他力の信心が、
善悪の凡夫ともに仏のかたよりたまはる信心(御伝鈔)
だからでした。阿弥陀仏から賜る信心だから、智慧が深いとか浅いとかとは無関係に、一味の信心になるというのです。

少し考えればお分かり頂けると思いますが、これと同様に、「阿弥陀仏から賜る信心だから、善をどれくれい実践したかとは無関係に、一味の信心になる」ということがいえるのです。言葉を変えていえば、阿弥陀仏から賜る信心、阿弥陀仏から回向される信心ということは、善を実行したこととは無関係な信心であるということをあらわしています。

信(信心)だけでなく、教も行も証も阿弥陀仏からの回向であることを明らかにされたのが、親鸞聖人の主著である『教行証文類』です。端的には、
それ真宗の教行信証を案ずれば、如来の大悲回向の利益なり。ゆゑに、もしは因、もしは果、一事として阿弥陀如来の清浄願心の回向成就したまへるところにあらざることあることなし。因、浄なるがゆゑに果また浄なり。知るべしとなり。 (証文類
(現代語訳)
さて真宗の教・行・信・証を考えてみると、すべて阿弥陀仏の大いなる慈悲の心から回向された利益である。だから、往生成仏の因も果も、すべてみな阿弥陀仏の清らかな願心の回向が成就したものにほかならない。因が清らかであるから、果もまた清らかである。よく知るがよい。
と教えられています。全ては阿弥陀仏からの回向なのですから、私たちの行為(例えば、善をどれくらい実践したか)などは介在する余地が全くないのです。

そして、『信文類』の中で、阿弥陀仏から賜る信心と、善をどれくれい実践したかとは無関係であることを、親鸞聖人は、
おほよそ大信海を案ずれば、貴賤緇素を簡ばず、男女・老少をいはず、造罪の多少を問はず、修行の久近を論ぜず
(現代語訳)
総じて、この他力の信心についてうかがうと、身分の違いや出家・在家の違い、また、老少男女の別によってわけへだてがあるのでもなく、犯した罪の多い少ないや修行期間の長い短いなどが問われるのでもない。
と仰っています。「修行の久近を論ぜず」ですから、他力の信心は、どれくらい善に励んできたかは全く関係のない信心です。

善悪の凡夫ともに仏のかたよりたまはる信心」というお言葉が、実は、「善のすすめ」を否定されたお言葉であったのです。
蛇足ですが、上の親鸞会公式ホームページにアップされた文章の題の書き方を真似すると、「他力の信心から善のすすめが否定される」ともいえるでしょう。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメント

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://shinrankaikansatu.blog133.fc2.com/tb.php/199-48464689
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

Author:いつもの元会員
名号は 如来の御名と 思ひしに わが往生の すがたなりけり
(蓮如上人)

最新記事

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。